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医療脱毛で失敗したくない人必見!知らなきゃ損する脱毛効果


医療脱毛は医療レーザーを使用して、毛周期を考慮して行われる医療行為です。
医療レーザー脱毛とまとめられている括りでも、大きく機械の種類が3種類に分かれます。
ヤグレーザー、アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザーと3種類あり、その中でも熱破壊式、蓄熱式と分けられていきます。

クリニックによっても取り扱っている機械が違い、似たようなカタカナの名前を沢山聞いてもどれがいいのか悩んでしまいますよね。
機械にはそれぞれ特徴がそれぞれあり、毛質・肌質・痛みの感じ方でも選ぶべき機械が変わってきますので、選んだ機械によってコース終了後の脱毛効果に大きく影響することもあります。

ここでは医療レーザーで全身脱毛をするうえで、しっかりと脱毛効果を出せるように、肌の健康と施術の安全性に至るまで、これらの要点を詳しく解説していきます。


医療レーザー脱毛とは?
メリットとデメリットを徹底解説


1.医療レーザー脱毛のメリット

医療レーザー脱毛の最大のメリットは、永続的な脱毛効果が望めることです。
一度医療レーザー脱毛した部位からは毛が再生することはほぼなく、長期間にわたって滑らかな肌を維持するこができます。
また、家庭用脱毛器などと違って、一度に広い面積を脱毛できるので、効率的に処置できます。
自分では手の届かない背中や、範囲の広い太腿なども短時間で脱毛が可能です。

医療レーザー脱毛後は、自己処理の必要がなくなるので、埋没毛や毛嚢炎の肌トラブルリスクが減少し、肌色の均一化も期待できます。
毛抜きやシェービングによる自己処理の時間がなくなる事で、自分の時間を有意義に使うことができるメリットもあります。


2.医療レーザー脱毛のデメリット

医療レーザー脱毛は自己処理の料金と比較すると費用がかかります。
エステ脱毛より高いというイメージもありますが、エステは永久脱毛ではないので、医療脱毛の何倍もの時間を費やします。
その分お金も時間もかかるので、エステより高額という認識は間違いです。

また、最近では医療脱毛も安価になっています。
必要な施術回数は個人差があり、複数回の施術が必要な場合があります。
また、医療レーザー脱毛はエステ脱毛よりもかなり高出力のパワーで照射が行われるので、赤みや腫れといった一時的な副作用が現れることがあります。

医療機関ですので軟膏の処方も可能ですし、通常は数日で自然に治まるので大きな心配は要りません。
医療レーザーは黒に反応するため、肌が黒い場合(日焼けをしている場合など)は照射を避ける必要があります。
医療脱毛中は日焼けを避ける必要があるため、夏場のスポーツが趣味の方などは、夏季の施術が難しいことがあります。



医療レーザー脱毛の種類と特徴


1.熱破壊式(ショット式)のレーザー脱毛

熱破壊式の医療レーザー脱毛は、高出力のレーザー光を一発で毛包に照射し、毛包内の色素を標的として破壊します。
レーザー光は毛根に存在するメラニン色素(毛の色素)に吸収され、吸収された光エネルギーは熱に変換されます。

熱は毛包内に伝わり、毛包の周囲にダメージを与え、このダメージにより毛包は再生できなくなり、新しい毛が生えにくくなります。
毛は通常数週間で脱落します。熱破壊式は効果が高く、数回の施術で効果を実感できます。
しかし、高出力のレーザーを使用するため、施術中には一時的な痛みや赤みが発生することがあります。


2.蓄熱式のレーザー脱毛

蓄熱式レーザー脱毛は、低出力のレーザーをバルジ領域と呼ばれる部位をターゲットに、何回にも渡って照射し、熱を溜め込んでいく照射方法となります。
バルジ領域がダメージを受けると毛の成長が停止し、毛が薄くなります。

蓄熱式は最初から劇的な変化を期待するのは難しく、時間をかけて毛が減少していくことを期待します。
熱破壊式と比較して痛みが比較的少ないので、敏感肌の人に向いています。効果は直ぐに望めなくてもいいので、出来るだけ施術の痛みを最小限に抑えたい方に適しています。
ただし、複数回の施術と時間が必要であることを理解しておく必要があります。


3.自分に合ったレーザー脱毛器を選ぶポイント

脱毛レーザーは大きく3種類に分かれ、ヤグレーザーは波長が1064nmと一番深層にアプローチするレーザーで太い毛(男性ヒゲやVIO)に向いています。
アレキサンドライトレーザーは755nmで一番浅い層にアプローチするレーザーで、肌の色と毛の色にしっかりと差がある部分によく反応します。

日本人に合っている機械と言われていますし、美肌効果を得られる機械とされていますが、産毛には弱い傾向にあります。
最後にダイオードレーザーですが、805nmの波長でこれらの中では中間層にアプローチする機械です。
ダイオードレーザーがこれらの中では一番産毛に効果的と言われております。

脱毛を開始すると薄い毛もどんどん気になってくる方が非常に多いです。
最終的につるつるなお肌を目指したい方はダイオードレーザーが一番お勧めです。

また自分の肌質や痛みの程度などを事前に確認することも大切です。
クレアクリニックではダイオードレーザーを保有しておりますが、ダイオードレーザーの中でも上記でご説明しております熱破壊式・蓄熱式に分かれます。
当院では熱破壊式・蓄熱式の両方がございますので、メリット・デメリットをご確認の上機械を選択するとよいでしょう。



医療レーザー脱毛の効果と回数


1.レーザー脱毛の効果を実感するまでの期間

毛周期には、成長期・休止期・退行期 の3期のサイクルからなっており、レーザーが反応するのは成長期に当たる毛のみです。
部位によって異なりますが、成長期に当たる毛は1-2割程度あるとされています。

その為、1回の照射で最大1-2割程度の毛を脱毛することが可能です。
これにより、医療レーザーでは平均6回脱毛されると80%程度減毛することができるのです。

脱毛は毛周期に合わせての施術になりますので、お身体は最低2ヶ月、お顔は最低1か月空けて施術していきます。
6回ご来院ですと最短約1年程度である程度の脱毛が完了致します。

何回終了時点で効果を実感されるかは、個人差があり、部位によっても差がありますが、最短で1回目の施術後には生えるのが遅くなった、毛が少なくなった、毛質が柔らかくなったと効果をご実感される方がいらっしゃいます。


2.レーザー脱毛の施術間隔や頻度

脱毛は毛周期に合わせて施術を行いますので、お顔は1か月、お身体は2ヶ月空けながら施術を行っていきます。
脱毛開始付近はまだ毛がしっかりしていますので、2ヶ月間隔でコンスタントに照射されてもよいと思います。

しかし、レーザー照射を重ねていくと毛が生えるスピードが遅くなります。
毛質や施術を受けた回数により施術間隔の案内が変わりますので施術担当者に案内された期間を目安にご来院されるのが望ましいです。


3. レーザー脱毛の施術回数

平均6回程度で8割程度の減毛効果が得られますので、回数の目安は6回程と思ってよいでしょう。
元々の毛の濃い方や無毛程度まで毛を減らしたいと考えていらっしゃる方は8-10回程度必要になることもあります。

VIOは元々濃い毛が密集して生えており、皮膚の色素沈着がある分、火傷のリスクが高く弱めの出力で照射する部位ですので、他の部位よりも回数がかかりやすくなります。
最近ではVIOを全て無くされる方もいらっしゃいます。

その場合も10回程度を目安にお考え頂くのが良いかと思います。
また、お顔の脱毛はVIOとは逆に、身体よりもかなり薄く産毛であることが一般的です。
産毛の部分は効果の実感が得られるまでに変化が分かりにくい部位になりますので、トータルの回数がかかりやすい傾向にあります。

また、お顔の場合成長期に当たる毛は1割程度といわれておりますので、毛周期による減りにくさもあり、VIOとお顔は他のお身体の部位よりも比較的回数がかかると思って経過を見ていただくのがよいでしょう。



4.医療脱毛の料金


1.全身料金

医療脱毛で全身脱毛を5回行うと平均15-20万円程度かかってきます。
ここにVIO+顔を追加すると、平均30万円前後の料金がかかることになります。

最近では医療脱毛の料金が下がってきており、クリニックによって料金にばらつきがありますが、この料金の差は使用する機器の違いや保証される範囲の違い、オプションの違いでもありますので、安いからと言ってすぐに飛びつかず、追加料金が発生するのかどうかも併せしっかりとコース内容を確認されることをお勧めいたします。


2.部分別料金

全身の脱毛が必要でない方向けに、全身に比べると少し割高にはなりますが、部位別料金を設定されているクリニックが多くあります。
脱毛が必要と感じる方が多い脇は、施術範囲も狭く、ニーズが高い部位となるため、特に安く料金設定されているクリニックが多いです。次いで足や背中も比較的他の部位よりも相場は安めに設定されている事が多いです。

VIOやお顔は高めに料金設定されていることが多い為、部位別料金でのご契約を検討されている方は、全身とどちらがお得か確認してみると良いでしょう。
クレアクリニックではQT脱毛と言って、気になる部分をセレクトして時間で脱毛できるプランもありますので、是非ご相談下さい。




3.脱毛の料金を安くする方法

脱毛を行っているクリニックは沢山あるので、最近は価格競争が起きており、全体的なお値段はかなり下がってきている印象です。
しかし、それでも少しでも安く施術を受けるには、美容専門のアプリや、季節毎に行われるキャンペーンが多くありますので、価格の相場を知って、いろいろなサイトをチェックしておくとお得に施術が受けられることがあります。

また、友達の紹介で行った場合は割引が適応される場合もあります。
友達からの紹介は、口コミが確かなので、安心して施術を受けられる方法だと思いますので、是非お勧め致します。



医療脱毛の副作用と対処法:赤みや炎症、硬毛化などのトラブルを防ぐ


1.脱毛の副作用の原因と症状

脱毛の効果のプロセスとして、熱を加えることでタンパク変性が起き、レーザーで熱を加え、毛を作り出す細胞が破壊されることで脱毛することが出来ます。
レーザーによって加えられる熱はメラニン色素に反応するようにされていますが、皮膚にもメラニン色素が存在し、熱の飽和によって周りの皮膚にも熱ダメージが加わります。

この熱ダメージを受けることにより一時的に赤みや痒み、腫れを引き起こすことがあります。
皮膚に強いダメージが加わってしまうと火傷が起きたり、毛穴に菌が入り炎症が起こる事で毛嚢炎が出来てしまいます。
また、原因は明確にされているものではありませんが、この熱ダメージも一つの要因となって硬毛化という脱毛前よりも毛が濃くなってしまう現象が起こる事があります。


2.脱毛の副作用の予防と対策

施術後は、医師や看護師の指示に従い、適切なアフターケアを行いましょう。
脱毛後の肌は敏感になっており、また普段よりも乾燥しやすく、紫外線の影響を受けやすくなっています。

正しく保湿剤を使用する、普段よりも紫外線対策をするなど肌を健康的に保つためのケアが重要です。
また、炎症が強く出ている場合は、冷却処置も効果的です。
赤みが強く出ている場合は脱毛部位を冷やしてあげて、処方された軟膏を塗布するなどケアしてあげましょう。


3.脱毛の副作用が起きたときの対応

脱毛後に何かトラブルが起こった場合は、施術を行ったクリニックの医師に連絡し、症状や不快感を詳しく伝えましょう。医師が状況を確認し、適切な処置や薬の処方箋を提供します。
軽度の赤みや腫れであれば、冷却をしてあげることで軽減する場合もあります。

ただし、氷は直接肌に触れさせないように注意しましょう。強い赤みや炎症が起こっている場合は、医師の指示のもと、抗炎症薬や抗ヒスタミン薬を処方することがあります。
皮膚が回復するまでは医師の指示に従い、次回の脱毛の目安を決めていきましょう。



医療脱毛に関するよくある質問


Q 医療脱毛とエステサロンの脱毛施術はどう違いますか?
A 医療脱毛は医師や看護師の医療スタッフによって行われ、より強力なレーザーを使用します。
エステサロンの脱毛と比べて永久脱毛の可能性が高く、エステでの脱毛では、永久脱毛はできません。

Q 医療脱毛は痛みが伴うのでしょうか? 
A 個人差がありますが、効果を正しく出すには、軽度の痛みや熱さを感じます。
医療機関での施術ですので、麻酔を使用したり痛みに対する工夫が色々出来るので、カウンセリング時にご相談下さい。

Q 医療脱毛の施術期間や回数はどれくらいかかりますか?
A 個人の毛の量や質によっても変わってきますが、通常は5~8回くらいの回数が必要で、施術間隔は毛周期に合わせて設定され、トータルで1年~1年半かかります。

Q 医療脱毛後、日焼けはできますか? 
A 医療脱毛後は、日焼けは避けることが重要です。
施術後に敏感になった肌に対しても十分なケアが必要です。

Q 医療脱毛はどのくらいの期間効果が持続しますか? 
A 医療脱毛の結果は個人差がありますが、多くの場合、永久的な脱毛効果が望めます。


まとめ

医療脱毛と一言で言っても、様々な視点で確認しておいた方がよい事があることをご理解いただけましたでしょうか?契約してから対応してもらえない事があった!なんてことになるのは嫌ですよね。
医療脱毛は、正しい情報と適切な注意を払えば、驚くほど効果的で満足度の高い施術です。

しかし、その効果を最大限に引き出すためには、信頼性のあるクリニックを選び、施術前後のケアを怠らないことが大切です。
医療脱毛は自分自身への大切な投資です。
失敗を避けるために、この記事を読んで焦らず慎重に準検討しましょう。



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